PR

№03 気合いと呼吸法について/ 空手は「気」の武術 気合い 呼吸法が勝敗の鍵となります

 

  

【気合い】

空手の基本を学ぶ際は、まず最初に声の出し方から入ります。

あいさつは大きな声で「押忍」

基本稽古では、一本いっぽん技を繰り出すたびに「エィ!エィ!」

初心者にとっては、大きな声を出すことでさえ、とても難しいことに気がつくはずです。

気合いの第一歩は、大きな声をだすことです。

 

気合いを出すことによって、

・余分な「力み」を無くす

・瞬間的な力の入れ方を学ぶ

・相手を威嚇する

・自分を鼓舞する

気合いは、戦いにおいて自分の力を爆発的に増幅させる大切な技術です。

    

【呼吸法】

呼吸とは、口や鼻から息を吸い込み、肺の中で血液中の二酸化炭素と酸素を交換することです。

それにより、身体が再び元気に動くことができます。

もう一つの役目としては、精神を安定させることです。

この二つの効果が空手においては重要な点です。

戦いの際の呼吸の乱れは、敗北を意味します。

素早く平常時の呼吸に戻すことが重要ですが、自分が劣勢の時の精神の乱れをコントロールすることも重要です。

  

極真空手では、稽古の際に「深呼吸」を多く行います。

これは、学校の体育で行う深呼吸とはちょっと違います。

極真空手の呼吸法は、

「のがれ呼吸法(表・裏)」

「息吹呼吸法(陰陽の呼吸法)」

この二つを重要視しています。

その呼吸法の基礎的「息の使い方」を深呼吸で学びます。

決して、疲れたから深呼吸をするのではなく、呼吸の整え方、スタミナの回復法を学んでいます。

  

「呼吸法の基本」

通常の呼吸法(息を吸うとき、息を吐くとき)では、音を立てずに静かに行うことが基本です。

特に息を吸うときは、身体が緩みがちになり、その時に攻撃を受けるとダメージが大きくなります。

タイミングが合えば、子供のパンチでも大人を倒すことができます。

その意味から、呼吸は相手に悟られないように行います。

  

「深呼吸」

鼻から息を吸い、口から吐きます。稽古中はこれを2回連続で行います。

肺の中の空気は、まずは吐ききらなければ、新たな空気は吸えません。

だから、しっかり吐ききって、新鮮な空気を吸い込む。吐く場合は、最後まで絞り出すように吐ききってください。

  

「のがれ呼吸法(表)」

①両手を前に出し(この図には表わされていないが転掌掛けを行う)

②その手を引きながら、音を立てずに深く息を吸う

③胸まで引いた手の掌を下に向け、下に下ろしながら息を静かに長く「ハァーハッ」と吐く

 ※稽古中はこれを3回連続で行う

   

  

「のがれ呼吸法(裏)」

①音を立てずに息を吸いながら素早く両手を胸に引く

②息を止めて、両手に力を込め相手の腹に突き込むようにユックリ前に出す

③手が伸びきったら息をフーッと吐きながら掌を上に向け、両手を下げる

 ※稽古中はこれを3回連続で行う

  

 

「息吹呼吸法(陰陽の呼吸法)」  

①息を両手を耳の位置で交差し、音を立てないように息を胸いっぱい吸い込み、その息を「丹田」に落とし込みます。この状態を「満相」と言います。

②次に、両耳においた両手を腰まで下げながら一気に「カーッ」と息を吐ききる。この時、丹田に力を込め、体中の筋肉を引き締める。

③最後、肺に残った空気を絞り出すように更に吐ききる。この際の両腕は自分の身体よりも後ろまで開ききること。

※息吹呼吸法は、別名「陰陽の呼吸法」とも言われ、吸うときは一気に素早く息を吸い(陰)、吐くときは体中の筋肉を強く締め、のどを開き「カーッ」と一気に吐ききります(陽)。

 

  

いずれの呼吸法も、肺の中の古い空気を吐き出し、新鮮な空気を吸い込むことにより、呼吸を整え、肉体と精神のバランスを整える目的で行います。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました